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ビンテージデニムの王道、古着のリーバイス501の特長

ビンテージデニムの王道、古着のリーバイス501の特長

若者のトレンドで古着ブームが再燃している昨今。ユニクロやGUのようなファストファッションも魅力的ですが、だからこそ人と異なるファッションを楽しみたいですよね。流行を追いかけていると、服装もなんだか被りがちになってしまうことから、古着のような人と差を出せるアイテムが再注目されるようになりました。普段のコーディネートにおいても「実はこれ古着なんだよね!!」といった、感度の高い人も、ますます増えています◎


そんな中、まずは知っておきたい古着アイテムとして紹介するのが「リーバイス501」。レギュラー古着からビンテージ古着まで、最も目にすることが多いアイテムですが、なかなかよくわからないという方も多いはず。そんな方の為に、ビンテージのリーバイス501古着についての特長をご紹介します。

リーバイス501古着の年代別の通称や価格について

ビンテージデニムで最もポピュラーなリーバイス。その中でも1873年に誕生した501モデルには、約150年の歴史があります。同じ501型であっても、その時々の人々の生活様式や社会・時代背景によって、異なるディテールが落とし込まれているのが興味を引き立てられるポイント。まずは各年代のビンテージ501の通称や年代、相場感をご紹介します。

501XX 革パッチ(1946年頃~1954年頃)約30万円〜60万円

501XX 紙パッチ(1955年頃~1966年頃)約10万円〜20万円

501 ビッグE(1967年頃~1970年頃)約5万円〜10万円

一般的には考えられない価格で取引されているこちらの3本は、リーバイスのビンテージマニアに特に人気の501たち。年代が古く、状態が良いアイテムほど高値になってきます。最近では日本人以外のアジアの方たちからも人気を集めており、価格は上がり続けることでしょう。

501 66前期(1969年頃~1970年頃)約3万円〜5万円

501 66前期と呼ばれるこちらの1本までが、いわゆるビンテージ501と呼ばれるデニムとなります。希少価値だけでなく、インディゴの美しいの落ち方など、商品としてのクオリティが非常に高いことも人気の理由となっています。

リーバイス501を古着で購入するときのポイント

リーバイスの501古着を買うときに気をつけたいポイントをまとめました。古着屋さんで探すときに参考になれば幸いです。

価格のベースは年代で決まる

希少価値の高さから、年代が古いものほど価格帯が高いアイテムが多いです。今回はマニアに人気の1946年頃以降のモデルからご紹介しましたが、それよりも昔のリーバイスであればさらに高い価格になることも……。一方で、80年代や90年代など比較的近年のレギュラー古着の501であれば、5000円〜10000円程度の価格で手に入ります。

状態や色落ちでも価格は変わる

一本一本のコンディションによっても価格は変わります。色落ちや汚れ具合などが少ない、きれいな状態のものの方が価格が高く、未使用品であることを意味する「デッドストック」であればさらに価格は上がります。その代わり、着用する度に自分にあった馴染み方になる、といったメリットもあります。

人気のサイズでも価格は変わる

コンディションと同じくらい重要なのがウエストやレングスのサイズです。日本人にとってのゴールデンサイズはウエストが32~ 34、レングス31~32とされているので、この辺りのサイズ感は若干価格が高めに設定されています。逆に言えば、それ以外のサイズについては比較的安価に設定されることが多く、そのようなアイテムを買って自分なりの着こなしを見出すというのもおすすめです。

お手入れも大事!

デニムジーンズはしっかりとした作りですが、古着となればそれだけ時代も経っているため、お手入れも慎重に行うのが◎着用することで付着する汗や皮脂は、デニム素材の劣化を早めるので、優しく丁寧に洗うことを心がけ、長く愛用できるように取り扱いましょう。

More want vintage おすすめのリーバイス501古着

当店おすすめのリーバイス501モデルの古着をご紹介します。こちらは王道のストレートシルエットのリーバイス501デニム。古着らしい自然な色落ちしたウォッシュ感のあるブルーが、好印象なアイテムです。こちらのアイテムは日本人に人気のサイズ(W32×L30)なのも魅力的なポイント。(価格:¥2,980)

リーバイス501について、デザインの特徴などさらに詳しい情報を知りたい方は、以下の記事でご紹介しているので、合わせてご覧ください。

デニムの王様、リーバイス501の古着について

今回はビンテージのリーバイス501の年代別の特長や価格の相場、購入するときに抑えておきたいポイントをご紹介しました。このような前提となる知識があるだけで、古着屋さんで501を見るのがさらに楽しくなるはず。これらのモデルは、今後さらに古着トレンドが強まれば価格も上がることが予想されるので、値上がり前に買っておくのもおすすめです。ぜひ自分に合った501を探してみましょう◎

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